国境なき鍼灸師を目指して?! その1

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懐かしい本に再会しました。
昨日、本棚を整理していたら、
ふと目にとまったので写真を撮ってみました。

本のタイトルは

国境なき鍼灸師をめざして

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言わずとも知られている
国境なき医師団
のパロディーではありますが、
このタイトルのインパクトの強さに魅せられ、
その当時、思わず衝動買いしてしまいました。
(滅多に本を買わないのですが、
本当に珍しく買ってしまいました笑)
本を購入したのは私が大学生の、
就職活動をしていた頃。
大学受験という漠然とした進路を考えていた
高校生の頃とは違い、
就職活動となると具体的な
「職業」や「企業」を選択しなければならず、
当時は色々と悩みながら模索していました。

就職活動の中で私が柱として重要視していたのが

癒し
社会貢献 (社会変革)

の2点でした。

癒し は、
自分自身が様々な挫折を経験したことから、
心が傷ついていたため
自ら癒しを求めていたことが大きく影響しています。
ですから自然と人々に癒しを与える仕事に
やりがいを感じていました。
世の中で傷ついている人は多いのではないかと
直感して、ニーズはあると思っていました。

一方、社会貢献(社会変革)はと言うと、
自分は何故生まれて、何のために生きるのか?
という問いかけから生まれた答えでした。

自分の人生のミッション(使命)を探求した時に、
最初にインスピレーションを得たのは
「環境問題」でした。

地球がダメになったら
人類はもちろん、
地球上に住む動植物全てが
破滅に向かってしまう訳ですから、
最大公約数的な思考で追求していった結果
環境問題にたどり着いた訳です。
(宮崎駿さんの 風の谷のナウシカ や、
大友克洋さんのAKIRA などの週末論を連想させる
作品を観て育ったという影響もあると思います)

だから私は、
みんなを脅威から守りたい。
みんなをハッピーにしたい。

そんなある種の正義感のようなモチベーションが
昔から芽生えていました。

(それがどうして醸成されたのかは
また別の機会にご紹介したいと思いますf^^;)

そんな志を持ちながら、
就職活動をしてみたものの、

企業=営利活動
(社会貢献は二の次、生活は仕事に追われる)
NPO=非営利活動
(経済的に難あり、ボランティア活動?、奉仕?)

という壁を突き破れないまま、
煮え切らない想いを溜め込んでいました。


社会貢献ができて、経済的にも自立できる


そういう道はないものか???
気になった大学の
OB、OGに会うために足を運んだり、
情報収集してみたり、
企業説明会に参加したり、
応募してみたり、、

しかし、
自分にフィットする職業、
フィットする企業が見当たらなかったのです。。

そうした中で出会った著書、

国境なき鍼灸師をめざして

これはつまり、
鍼灸師という国家資格を武器に、
通常は日本で日本人のお客様を相手に
しっかり稼ぐ。
人々に癒しも提供できる。

ある程度収入が見込める目処が立ったら、
発展途上国に訪問し、
無償で病院など医療施設のない地域で施術し、
人々の健康を守り、社会貢献する。

この両輪であれば
経済的自立もしつつ、社会貢献も両立できる!
貧困で苦しむ人々を救うことができる!

そんな期待感が高まっていました。

「これで、夢が実現できる!」
「目指すべき道が見つかった!」

胸の高まりを抑えながら、
この本を読み進めていた記憶がよみがえります。

この本を読んだ感想、
そして私が選んだ道とは?!

この続きはまた次回に記したいと思いますので、
気になった方は次の記事もぜひご覧ください☆

お楽しみに!(^^ゞ